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第4回

共同生活から建築を学ぶ

料理は当番制、スタッフ・学生分け隔てなく全員に廻ってくる。

 

私がタリアセンに在籍していた時期は、ライトが亡くなった後ですが、ミセス・ライトはまだご健在で、ライトの家族、スタッフとその家族、私学生たち総勢70人が共同生活をしていました。掃除や食事作りなど全ての家事を交代で行います。キッチンは製図室とドア一枚の隣にあり、スタッフと学生の3人で70人分の食事(3食+午前と午後の2回のおやつ、計5食/1日)を作ります。キッチン当番は、朝から晩までのきつい仕事なので、キッチンの一週間は、製図室の仕事は免除されていました。ダイニング当番は、テーブルの配置を換え、テーブルクロスの色を選び、花を生けることが仕事です。全員が調理やおもてなし方を体験するのです。“体験が、リアリティのある提案を生む!”とのライトの考え方です。

 

ダイニングング担当は、必ず模様替えをしなければならない。

 

朝食と昼食は自由で気楽な雰囲気ですが、夕食は男子はネクタイを締めきちんとした身なりをするのがルール。テーブルに着くとウエイター役が注文を聞き料理を運んでくれます。(ほとんど選択肢はないのですが、レストランでの食事スタイル)ウエイター役は、新米の学生もベテランのスタッフも当番で分け隔てなく回ってきます。日本では考えられないフラットな関係に驚きました。

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